【投資初心者向け】金の成る木の手に入れ方~ETF編~【新NISAおすすめ】

金融

はじめに

この間ホームセンターに行った際に「金の成る木」という植物が売っていました

正確には金運が高まる観葉植物らしいのですが、実際に金の成る木が売っていたら、皆さんは買いたいと思いませんか?

そして、実際に金の成る木を手に入れたら、皆さんは手放しますか?

私は実際に3ヵ月に1回お金が成る木を持っています。

それはずばり証券会社で購入が出来る「ETF」と呼ばれるものです。

今回は「投資」をテーマに「金の成る木の手に入れ方」についてお話しをします。

ETFとは

ETFは「Exchange Traded Funds」の頭文字をとったものになります。

日本語訳は「上場投資信託」とも言い、ETFはいつでも市場でリアルタイムに取引できる投資信託のことです。

ちなみに「投資信託」も「ETF」もどちらも「投資信託」ですが、ETFの方がより株に近く、自分の好みに合わせて「高配当ETF」や「国別ETF」などテーマごとにカスタマイズして投資することがしやすいです。

また高配当株ETFなどで配当金を受け取るとお金の残額が増えて精神的に豊かになりやすいのが特徴です。

投資信託と比較して時間ごとに時価が変化するので購入や売却時のタイミングをある程度把握できる必要があるので買い時売り時の勉強は多少する必要があります

と言われても、まだ訳わからないですよね?

今回は名前よりもETFの特徴を抑えて頂ければと思います。

ETFの特徴

ETFとは定食みたいなものです。

さば定食とか、から揚げ定食とか。

メインのおかずは違うけれど、定食で頼めばごはんも付くし、みそ汁も付くし、サラダやおしんこも付きますよね。

ETFは株の詰め合わせパックなので一つの株価だけに左右されない、個別株よりもリスクの少ない商品になります。

今回のテーマは「お金の成る木」ですので

実際にETF(定食)の実際の商品であるVOO(からあげ定食)とVYM(さば定食)について紹介します。

「VOO」と「VYM」は商品名になりますので、このまま証券口座で検索していただければ直ぐに購入することが出来ます。

そしてそれぞれ共に「3ヵ月に1回お金が成る木」であり、持っているだけで口座にお金が振り込まれます。

デメリットとしては購入時よりも売却時に価格が減ってしまう可能性があることですが、株式でありリスク資産ですのでそこは事前に承知して頂ければと思います。

ちなみに私はVOOもVYMも基本的には購入したら売却しないタイプです。

なぜなら安定して3ヵ月に1回お金が振り込まれるからです。

今まで10年以上継続して購入していますが、毎年4回お金が振り込まれています。

この2つのETFは売り時を気にしなくて良くて、自動的に安定してお金が振り込まれるので、精神的に安心感がありますので、投資初心者にはかなりオススメになります。

さてVOOとVYMについて簡単に説明します。

VOO

VOOとは、バンガード・S&P 500 ETF(Vanguard 500 Index Fund ETF)のティッカー(商品番号みたいなもの)であり、総額が大きい米国株式を構成銘柄とするS&P 500指数(同インデックス)の投資パフォーマンスに連動する投資成果を目指すものです。

同インデックスは、米国の主要業種を代表する大型株500銘柄で構成され、米国株式市場のパフォーマンスを表すベンチマークとして知られています。

2023年7月現在の株価は以下の通りです。(楽天証券より引用)

上図のグラフは直近10年のチャートであり、10年前と比較して株価が上昇していることが分かりますね。

基本情報は以下の通りで直近1年間(2022~2023年)の価格が319米ドル~408米ドルで推移しています。

配当金は年間に「約5.56米ドル(2019年~2022年までの配当金の平均)」振り込まれ、現在の年間の配当利回りは「1.52%」です。

つまり1株44,660~57,120円(為替:140円/米ドルで計算)で購入でき、1年間株を保有していると配当金で年間約778.4円振り込まれます。

直近の配当金(分配金)歴は以下の通りです。

【VOO基本情報】

構成銘柄上位

時価総額の大きい成長が見込めるハイテク株が上位を占めるETFで配当金よりも株価の上昇の方が期待値の高いETFです。

がつがつ利益を求めるのが肉食っぽいので「からあげ定食」

長期保有で利益が最大化されやすいのが特徴のETFです。

VYM

VYMとは、バンガード・米国高配当株式ETF(Vanguard High Dividend Yield ETF)のティッカーであり、FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックスのパフォーマンスへの連動を目指すものです。

FTSEハイディビデンド・イールド・インデックスは、FTSEグローバル・エクイティ・インデックス・シリーズ(GEIS)の米国コンポーネントの派生インデックスであり、高い配当利回りの銘柄で構成されています。

2023年7月現在の株価は以下の通りです。(楽天証券より引用)

上図のグラフは直近10年のチャートであり、10年前と比較して株価が上昇していることが分かりますね。

基本情報は以下の通りで直近1年間(2022~2023年)の価格が94米ドル~113米ドルで推移しています。

配当金は年間に「約3.02米ドル(2019年~2022年までの配当金の平均)」振り込まれ、現在の年間の配当利回りは「3.13%」です。

つまり1株13,160~15,820円(為替:140円/米ドルで計算 2023年6月時点)で購入でき、1年間株を保有していると配当金で年間約422.8円振り込まれます。

直近の配当金(分配金)歴は以下の通りです。

【VYM基本情報】

構成銘柄上位

配当利回りの高いエネルギーセクターやヘルスケアセクター、金融セクター、生活必需品セクターが上位を占めるETFで株価の上昇よりも配当金で利益が出やすいETFです。

まさにお金の成る木の代表で高配当株とも言われ、成熟した企業が多く株価が安定しやすく胃もたれしにくいので「さば定食」

VOOとVYMの比較

2010年からのチャートと年間リターンの比較は以下の通りです。

どちらも右肩上がりの成長をしているのが分かりますね。

分配金の比率が多い分、VYMの方が成長率は低いようです。

年間リターンを見てみると直近14年間でVOOは12回ブラスリターンであり、VYMは11回プラスリターンとなっています。

また、年間の騰落率を見てみましょう。

年間の騰落率については一長一短といった様子ですが、最大騰落率はVOO-23.91%、VYM-23.98%と若干VOOの方がリスクは小さいようです。

資産形成として、長期的に見たときにVOOは年間平均リターン13.42%に対して、VYMは11.60%です。

配当金率を加味してもVOOは14.94(13.42%+1.52%)VYMは14.73%(11.60%+3.13%)とVOOに軍配が上がります。

しかし、トータルリターンの差はそれほど大きくないようですね。

結論

お金の成る木を買うなら「VOO」か「VYM」がおすすめ

長期・積立・分散投資に向いているのはVOO

一括でお金を入金し、3ヵ月に一度入ってくる配当金を目的とするならVYM

どちらに投資をするかは目的に合わせた投資が大事になります。

今回は「お金の成る木」である「ETF」の中でもオススメである「VOO」と「VYM」についてのお話をしました。

投初心者の方は投資信託から始めるのをおすすめしており、今回のETFもその一つとなります。

投資中級者以上の方で経済的自立を目指す方はタイミングを見て高配当個別株を低価格で購入することで、資金が少なくても配当利回りの高いポートフォリオを組むことが出来ます。

2024年から始まる新NISAでも購入することが出来ますし、資産運用のコアになる投資先だと思います。

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終わりに

最近、株を始める人が回りで増えてきましたね。

コロナショック後から米国株人気が高騰し、特に2010年代はGAFAMの台頭によりインデックスファンドでも大きく恩恵を得ることが出来ました。

個人的には資産を爆発的に増やせた良い期間ではありましたが、来年あたりから相場が不安な今日この頃です。今年(2023年)は年末にかけてまだ伸びしろはありますが、経済的自立を目指し、株の配当金のみで生活を考えている人は、今後も有益な情報を発信していく予定ですので今後ともよろしくお願いします。

本日も最後まで閲覧していただきありがとうございました。

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