10月25日為替メモ

為替メモ

10月25日為替メモ

・9月新築一戸建て住宅販売戸数が増加した。

・米グーグルの持ち株会社アルファベットなど、予想を下回る企業決算を受けて景気先行き懸念が高まり、投資家のリスク選好姿勢が後退した。

・ドル円は1ドル=149.99円と日本当局による介入の兆候を警戒している。

・米債利回りの上昇を受け、金利が長期にわたり高水準に据え置かれるという懸念が再燃。

・25日、イスラエルが米国の要請に応じ、パレスチナ自治区ガザへの地上侵攻を遅らせることで合意した。

ただ、ガザへの地上侵攻を準備していると発言したとの報道もあり、中東情勢に関する見通しはいまだに不透明。

為替

終盤のニューヨーク外為市場では、ドル指数が約1週間ぶりの高値に上昇した。

債券

米金融・債券市場では、国債利回りが上昇した。

5年債入札の需要が低調だったことや、9月新築一戸建て住宅販売戸数が増加したことで、2024年に向けて高金利が長期化するとの市場予想が裏付けられた。

株式

米国株式市場は反落

グーグルの持ち株会社アルファベットがさえない決算を受け急落し、相場を圧迫した。

金先物

ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は3営業日ぶりに反発した。

イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの地上侵攻への警戒感がくすぶる中で安全資産として買われた。

米原油先物

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は供給不安から反発した。

中東情勢緊迫化への懸念が要因。

ガザ侵攻が実行されれば、中東各地に紛争が拡大する可能性があり、エネルギー供給に影響を及ぼすとの懸念が根強いことから、相場は取引後半に一段高となった。

まとめ

中東情勢緊迫化への懸念が続く中、金利が長期にわたり高水準に据え置かれるという懸念が再燃しました。

また、米ハイテク大手の予想を下回る企業決算を受けて景気先行き懸念が高まり、投資家のリスク選好姿勢が後退しましたね。

今日はこんな感じ、終わり!

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