11月1日為替メモ

為替メモ

11月1日為替メモ

【経済指標】

・米・10月ADP雇用統計

+11.3万人(予想:+15.0万人)

・米・10月ISM製造業景況指数

46.7(予想:49.0)

・米・9月建設支出

前月比+0.4%(予想:+0.4%)

・米・9月JOLT求人件数

955.3万件(予想:940.0万件)

・米・10月製造業PMI改定値

50.0(予想:50.0)

【金融政策】

・米連邦公開市場委員会(FOMC)

政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を5.25-5.50%に据え置き決定

為替

ドルが下落しました。

米連邦公開市場委員会(FOMC)後のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言が、利上げ終了を示唆するものと受け止められたようです。

パウエル議長は、FRBがインフレ率を2%に回帰させるにはまだ長い道のりがあるとし、一段利上げを正当化しうる経済データと労働需要の耐性に言及しました。

一方、金融情勢は明らかに引き締まっているとも指摘し、多くのリスクを挙げました。

債券

国債利回りが低下しました。

米連邦準備理事会(FRB)が1日まで開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)で金利を据え置きを決定しました

これを受け、指標となる10年国債利回りは2週間ぶりの低水準を付けました。

また、米財務省が長期債入札の増額規模を縮小すると発表したことも利回り低下要因となりました。

株式

続伸しました。

追加利上げの可能性を排除しなかったものの、市場では利上げサイクルが終了したとの楽観的な見方が浮上し、株価が伸びました。

金先物

米連邦準備理事会(FRB)の金融政策決定を控えて様子見ムードが広がる中、小幅続落しました。

金利先物市場では、FRBは利上げを終了し来年6月までに利下げを開始するとの見方が強まりました。

米原油先物

米連邦準備理事会(FRB)の金融政策決定後に売りが優勢となり、3日続落しました。

コメント

昨日発表されたADP雇用統計が予想を下回る伸びにとどまったほか、ISM製造業景況指数も予想を下回り、さらに、米財務省が発表した四半期定期入札規模も前期から拡大も予想を下回り市場の圧力緩和に繋がるとの見方に米国債相場が反発しました。

長期金利が大きく低下したためドル売りに拍車がかかりましたね。

(前日までの円安から一転)

その後、連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で2会合連続で政策金利を据え置き、パウエル議長がリスクはより両サイドになったと言及すると、ピーク金利に一段と近づいたとの見方に金利がさらに低下し、ドルも続落しました。

政策金利の上限が見られ、相場はリスクオンのムードが漂っていますね。

今日はこんな感じ、終わり!

↓過去の為替メモはコチラ↓

コメント

タイトルとURLをコピーしました