国家公務員と地方公務員の生涯平均年収

公務員の資産運用

はじめに

今回の記事は令和4年度国家公員給与実態調査令和3年度地方公務員給与実態調査を参考に

「国家公務員と地方公務員の生涯平均年収」について解説しています。

今回取り上げる公務員は、議員を除く、いわゆる「一般的な国家公務員」の給与実態になります。

また、各業種も織り交ぜての、あくまで全体の平均となるため、実際には上にも下にも給与は変動します。

今回の記事を見ることで就職から退職までに貰える平均的な生涯年収を知ることが出来ます。

今後の生活の指標にして頂ければ幸いです。

国家公務員の平均的な年齢と基本月収

国家公務員の職員数、平均年齢、平均経験数及び平均給与月額は以下の通りです。

令和4年4月1日現在の国家公務員の一般職の人員は 253,401 人です。

平均年齢 は42.5 歳

平均経験年数は20.7年

平均給与月額(俸及び諸手当の合計)は 413,064 円

平均俸給は334,711円

なお、1月 16 日から4月1日までの間の新規採用者(10,913 人)及び再任用職員(17,162 人)については、この人員等には含まれていません。

平均年齢については、大体18~22歳で就職し、60歳を定年と考えると全年齢層が満遍なくいる程度の値ですね。平均年数も同様です。

平均給与月額は俸給(基本給)+諸手当+残業代からなりますから、月78,353円が諸手当になります。

ちなみに諸手当には地域手当、俸給の特別調整手当、扶養手当、住居手当、その他(残業代や出張費等)が含まれます。

地方公務員の平均的な年齢と平均月収

令和3年4月1日現在の地方公務員の一般職の人員は 2,802,762人です。

平均年齢 は41.8 歳

平均経験年数は19.9年

平均給与月額(俸及び諸手当の合計)は 413,374円

平均給料(俸給)月額は326,655 円

平均諸手当は86,719円

平均年齢については、大体18~22歳で就職し、60歳を定年と考えると全年齢層が満遍なくいる程度の値ですね。平均年数も同様です。

平均給与月額は俸給(基本給)+諸手当からなり、諸手当には生活給的手当、職務給的手当、超過労働手当、その他が含まれます。

国家公務員の退職金

令和2年度中に退職手当を支給された者1人当たりの平均支給額は、行政職俸給表(一)適用職員で令和2年度中に勤続20年以上で退職した者平均で、2,385万4,000円(千円未満四捨五入)となっている。

(引用:民間の退職金及び企業年金の実態調査の結果並びに国家公務員の退職給付に係る本院の見解について

地方公務員の退職金

令和2年度中に退職手当を支給された者(全職種)1人当たりの平均支給額は、全
地方公共団体平均で1,275万9,000円(千円未満四捨五入。以下同じ。)となっている。

次に、一般職員の勤続25年以上の定年又は応募認定退職者1人当たりの平均退職手
当額をみると、60歳定年等退職者で2,123万6,000円となっている。

国家公務員の生涯年収

国家公務員の生涯年収は平均年収×勤続年数+退職金から算出します。

平均年収は平均月収×12+賞与(俸給×4.2)から算出します。

賞与は夏・冬合わせて俸給×4.2か月分支給される想定

平均年収=平均月収×12+賞与(俸給×4.2)

=413,064円×12か月+334,711円×4.2

=4,956,768円(12か月分給与)+1,405,786円(賞与)

6,362,554円(平均年収)

生涯年収=平均年収×勤続年数+退職金

=6,362,554円×38年(22歳~60歳まで労働想定)+23,854,000円(勤続20年以上の平均退職金)

265,631,060円(推定生涯年収)

国家公務員の平均生涯年収は265,631,052円(約2億6,563万円)

地方公務員の生涯年収

地方公務員の生涯年収は平均年収×勤続年数+退職金から算出します

平均年収は平均月収×12+賞与(俸給×4.2)から算出します。

平均年収=平均月収×12+賞与(俸給×4.2)

=413,374円×12か月+326,655円×4.2

=4,960,488(12か月分給与)+1,371,951円(賞与)

6,332,439円(平均年収)

生涯年収=平均年収×勤続年数+退職金

=6,332,439円×38年(22歳~60歳まで労働想定)+21,236,000円(勤続25年以上の平均退職金)

261,868,682円(生涯年収)

地方公務員の平均生涯年収は261,868,682円(約2億6,186万円)

まとめ

今回は令和4年度国家公員給与実態調査令和3年度地方公務員給与実態調査を参考に公務員の平均年収と生涯年収を計算してみました。

結果は以下の通りです。

国家公務員の平均年収(約40歳時点)・・・636万2,554円(平均年収)

国家公務員の生涯年収・・・265,631,052円(約2億6,563万円)

地方公務員の平均年収(約40歳時点)・・・633万2,439円(平均年収)

地方公務員の生涯年収・・・261,868,682円(約2億6,186万円)

今回の生涯年収はあくまで給与実態調査の平均値を元に算出しているため、必ずしも全員に当てはまる数値ではありませんが、参考にはなると思います。

実際には職種によって基本給も変わり、諸手当の部分で、残業代については各個人で大きく変わりますし、昇格のタイミング(昇進試験がある場合もある)でも俸給が変わります。

家族構成に至っても、夫婦のどちらかを扶養に含める場合や親を扶養する場合、子の人数によっても手当にばらつきが生じます。

その他、地域手当や単身赴任手当など、土地や境遇に左右される場合もあります。

また、地方公務員の場合、政令指定都市であるか地方であるかでも大きく生涯年収に差が生じると思います。

これ以外にも年収が変動する要素があるため、今回の結果はあくまでも全体の平均はこんなものだと、あくまで参考値である事をご承知して頂けると幸いです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました