11月22日為替メモ
【経済指標】
・米・11月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値
61.3
(予想:61.0、速報値:60.4)
・米・11月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値
4.5%
(予想:4.4%、速報値:4.4%)
・米・11月ミシガン大学5−10年期待インフレ率確報値
3.2%
(予想:3.1%、速報値:3.2%)
為替
ドル高となりました。
新規失業保険申請件数が予想以上に減少したことを受け、ドル指数が2カ月半ぶりの安値から切り返しました。
米労働省が22日発表した11月18日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は市場予想を下回りました。
CMEのフェドウォッチによると、フェデラルファンド(FF)金利先物市場は米連邦準備理事会(FRB)が12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合で利上げに踏み切る可能性は基本的にないとみているようです。
また、5月までに利下げが実施される可能性は50%以上となっています。
米ミシガン大学が発表した11月の1年先の期待インフレ率の伸びが2カ月連続で加速したことを受け、ドルは上昇幅を拡大しました。
債券
米債利回りが序盤の低下から切り返しました。
新規失業保険申請件数の減少を受け、米連邦準備理事会(FRB)が6月ごろに利下げに着手するとの市場の見方となっています。
株式
反発しました。
米連邦準備理事会(FRB)による利上げ終了への期待や米経済は引き続き底堅いという楽観的な見方が支援したようです。
金先物
強めの米雇用・インフレ関連指標の発表を受けて売られ、反落しました。
米原油先物
石油輸出国機構(OPEC)会合延期を受け減産方針を巡る不透明感が台頭する中を下落しました。
コメント
22日に発表された一連の米指標は、景気が減速しつつも、リセッション回避に向け十分な強さを維持している可能性を示しましたね。
これにより、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ終了への期待や米経済は引き続き底堅いという楽観的な見方から、株式も反発が見られました。
今日はこんな感じ、終わり!
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