10月6日為替メモ
・9月の雇用統計で雇用者数は堅調に伸びたものの、賃金の伸びの鈍化が示された。
今回の雇用統計を受け、連邦準備理事会(FRB)が利下げに転じる時期の予想が2024年の遅めの時期にさらに後ずれした。
ただ、「年内に再利上げがあると市場を確信させるには至らなかった」とされている。
・債券利回りはここ数週間で急上昇している。
これは投資家が、高金利の長期化のほか、労働市場が堅調かつインフレ率が2%目標を上回った場合にはFRBが利上げを継続する可能性を見越しているためと考えられる。
最近の米長期債利回り急上昇を踏まえ、市場参加者はFRBが利上げを終了するかどうかを見極めようと、来週発表される9月の米消費者物価指数(CPI)や米卸売物価指数に注目している。
為替
ドル指数は一時上昇した後に失速
債券
指標となる10年債利回りが16年ぶり高水準
株式
急反発
金先物
10営業日ぶりに反発
米原油先物
3日ぶりに反発
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